就業や学業を行うのに最低限必要な能力を問う適性検査

適性検査を行う場面と内容

特定の業種や学科などにおいて、基本的な活動を行うための適正能力を調べる検査のことを、適性検査と呼びます。職業適性検査、進学適性検査、音楽適性検査などの名称があり、知能、学力、性格、運動能力等、複数の検査を組み合わせて行われるのが一般的です。企業においては、履歴書等の書類を元にした面接以外の方法として、語学、計算、一般常識などの検査を、第一次審査として実施されています。面接では判断できない、性格や語学、計算、一般常識の各種能力を確認することが主な理由です。国公立中高一貫校でも入学試験に相当する学力検査の代わりとして、筆記試験を活用した適性検査が行われています。傾向としては、知識の有無を問う暗記問題や計算問題が出題されない代わりに、正解が複数ある、答えを求めるプロセスを問うといったことが挙げられます。作文や面接では、家庭の生活方法や考え方、表現力を重視する傾向があります。

企業が行う適性検査の種類について

企業の適性検査に用いられる種類としては、能力検査と性格検査、あるいはその複合検査を、学歴や希望職種に応じた能力を図るものが多く利用されています。実施形態も多様化しており、従来の企業指定の試験会場で配布されるマークシート方式のペーパーテストや、企業のパソコンを使って行う形式があります。加えて、企業以外の試験会場、もしくは自宅のパソコンを利用した試験も行われており、試験の結果が企業に通知されます。そのため、企業にとっては能力を見極めやすく、求職者にとっても活動の負担が少なくなることから、利用が増えている形式でもあります。

適性検査は自身の傾向を知ることが出来る有効な手段です。就職活動で企業がミスマッチングをなくすために活用したり、学生自身が自分に向いている職種、企業など可能性を探るために利用されたりしています。